30歳のクリーンルーム。
30年の実績、さまざまなクリーンルームを手掛けてまいりました。
クリーンルームの歴史とともに歩んできた30年です。
30年前と変わったところ・・・
FFU方式が主流になりました。
耐震基準が厳しくなりました。
一番変わったところは、クリーンルームの認識 が甘くなったのでは無いかと感じております。
確かに、昔は加圧チャンバーが主流のため リークの許されないクリーンルームでありました。 高額なクリーンエアーを外に漏らすことが許されません でした。
その厳しい条件があったからこそ、確実な技術が 育まれたと自負しております。
FFUの普及により廉価版の時代がやってきました。 各社挙ってコスト削減案を検討しております。
弊社では、新しい技術を蓄積したknow-howで 満足するクリーンエアーをご提供します。
プラントシステムは何ができるの?
改めて弊社の事業内容をご説明致します。
特殊空間内装の設計・施工会社です。
クリーンルームを始め、冷蔵・冷凍庫、サーバールーム、 試験室等、特殊な空間内装を設計から施工まで行なっております。 特に断熱パネルを使用した内装を得意とし、ICR(インダストリアルクリーンルーム) 、BCR(バイオロジカルクリーンルーム)から一般のパーティションまでと 幅広いご提供をさせていただきます。
様々なクリーンルーム
クリーンルームとは基本的には、空気清浄空間となりますが、製造物に対する有害物質を取り除くことが目的となります。
有害物質は空気だけではなく、水分や温度からも影響を受けますので、製造物が何かを把握する必要があります。
一般的にはデバイス部品や薬品、食品が主流ですが、様々なクリーンルームが存在します。
ここでは、大きく分けて4種類のクリーンルームを紹介致します。
内装だけで考えるならば、塵の粒径と粒子数がわかれば設計は行えます。ただし、製造物によってはケミカル対策が必要になりますので、材質の選定が必要になります。
クリーンルームのクラスについて
クリーンルームのクラス(規格)は粒径と粒子数となります。
クラスには大きく分け2種類の規格があります。
◆アメリカ連邦規格Fed. Std. 209D
(1ft3中に含まれる0.5μm以上の微粒子数 個/ft3)
◆JIS規格JIS B 9920 ISO規格 ISO 14644-1
(1m3中に含まれる0.1μm以上の微粒子数 個/m3
垂直整流形クリーンルーム
層流躯体チャンバー方式
◆層流プレナムチャンバー方式
(垂直整流形クリーンルーム)
【構成】
プレナムチャンバーパネル
システム天井
ブランクパネル
FFU
アクセスフロア
不燃パネル
クリーン機器
◆層流躯体チャンバー方式
(垂直整流形クリーンルーム)
【構成】
システム天井
ブランクパネル
FFU
アクセスフロア
不燃パネル
クリーン機器
非整流形クリーンルーム
乱流循環方式
◆乱流循環方式
(非整流形クリーンルーム)
【構成】
システム天井
ブランクパネル
FFU
不燃パネル
クリーン機器
◆乱流ダクティング方式
(非整流形クリーンルーム)
【構成】
パネル天井
不燃パネル
クリーン機器
クリーン機器レイアウト
クリーン機器の種類
クリーンルーム標準部材
クリーンルームの主流部材はアルミ押し出し材(A6063-T5)です。
基本的にアルマイト+クリアーが仕上げとなります。
標準アルミ型材
■65VHM
FFU用システムメインフレーム
■65VHS
FFU用システムメインフレーム
■CA047
FFU用システムメインフレーム
アルミ型材使用の理由
・軽量
・加工が容易
・切断面処理不要(酸化被膜)
突発的な変更にも容易に対応が可能となります。
プレハブ冷凍冷蔵庫
自由設計
短納期施工
自由設計短納期施工を可能にしたプレハブ工法冷凍・冷蔵庫
自由設計パーテーション
御社のニーズに合わせた自由プラン
断熱パネル
冷凍・冷蔵庫機器
クリーンルーム 耐震システム
耐震支柱の有効性
試験により、触れ止めとして使用したブレースが、大きくフレームを持ち上げるためさらなる歪みが発生致します。フレームが波打ち、ブレース金物も破断し、破壊の状態となりました。
耐震支柱を取り付けたところ、FFU及びブランクパネルの落下は無く、揺れ(変位量)も1/5程度に軽減されております。その他にも破損個所の改善でより優れた耐震システムをご提供させていただきます。
耐震初期条件
・耐震施工指針に基づく設計震度。
・地震加速度からの強度算出。
・貴社の定める耐震基準。
その他、特殊部(重荷重等)の対応も致します。
K-NET水戸波形(IBR006)の解析から求めた建物応答を980cm/s2に基準化した波形にて試験実施。